薬用植物園
季節の花
キュウリグサ 2016.04
学名: | Trigonotis peduncularis (Trevir.) F.B.Forbes et Hemsl. |
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科名: | ムラサキ科 Boraginaceae |
別名: | タビラコ |
英名: | No information |
国内では、北海道から九州と広く分布し、草原や、道端などに見られます。草丈は10~20cm程で、春先に観られ,他の植物と比べても背が低いので、薬草園では草刈りをした後などによく見かけます。
春先、花の季節になるとヒョロっとした茎を伸ばし、その先端付近に淡い青色の可愛らしい花をつけます。名前に「キュウリ」とついていますが、その理由はこの葉を強く揉んで匂いを嗅ぐとキュウリの匂いがするからです。もし外を出歩くことがあったら一度手に取って試してみてください。キュウリグサの花期は短く,四月末までなら見ることが出来ると思われます。
民間薬として使われており,四肢の軽い痺れに外用すると痺れが和らぐそうです。地上部には利尿作用もあり、煎じて飲みます。
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