研究設備紹介

液体クロマトグラフ直結質量分析装置 (日立 M-1200形LC/MS)

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液体クロマト質量分析装置(LCMS)は、液体クロマトグラフの分離能力と質量分析の構造情報を結びつけ、未知成分の分離同定や微量定量をリアルタイムで行える装置です。

イオン化法は、大気圧化学イオン化(APCI)とエレクトロスプレーイオン化(ESI)があります。APCI法はステロイド類や脂肪酸類など比較的低極性化合物から糖類などの極性化合物まで適用範囲が広いものの、高極性化合物には不向きです。一方、ESI法はイオン性化合物、高極性化合物、ペプチド類や分子量数万以上の蛋白質など高分子化合物を高感度にイオン化できます。

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薬学部 病態・生体情報学講座 入江徹美 内線4552