大学院

医療薬学専攻 博士課程

学位審査体制・修了要件

学位審査体制

学位申請には、博士論文と本人が筆頭著者(equal contributionも含む)になっている英語で書かれた公表論文(審査委員を置く学術雑誌に掲載済みまたは投稿中)1報以上の提出を必要とする。なお、投稿中である場合、受付を証明する書類と投稿論文1部を申請書類に添付すること。

(博士論文の審査基準)

学位審査に当たっては、学位申請者が本学及び大学院薬学教育部医療薬学専攻の定める学位授与の方針を満たしていることを前提とする。また、学位申請者が学術研究における倫理性を有していることを条件とする。

学位論文は、自らが行った医療薬学研究を主たる内容として学位申請者自身によって書かれており、独創性、新規性、論証性等の高い学術価値を含み、論理的に高い完成度を備えていなければならない。また、先行する研究論文の結果及び関連論文を正当に評価し、かつ、公正に引用されている必要がある。加えて、以下の基準を満たしていることを基に審査する。

(審査委員の体制)

教授会の議を経て、主査1名及び副査2名以上の審査委員を選出し、審査委員会は論文の審査、試験及び諮問を行う。

なお、原則として、指導教員、紹介教授、学位論文の共著者は審査委員になることはできない。

(審査の方法及び項目)

学位論文の作成要領に従い作成されているか確認の上、上記の基準に基づき、口述試問(公開発表)により最終試験を行う。

(公表論文)

(薬学教育部における学位申請のための学術雑誌の基準)

(最終試験(論文発表))

学位申請者は、薬学教育部教授会が指定した日に、論文発表を行う。
論文発表会は、審査委員長が司会を行い、発表時間は20分、質問時間は20分とする。なお、発表会の進行(ライト、計時、マイク、プロジェクター等)は当該分野で行うこととし、配布用の論文要旨のコピーを当該分野の責任で予め用意すること。

審査委員会の構成は次の通りとする。

(最終試験の評価基準)

学位申請者は、教育部教授会が指定した日に論文内容について、以下の基準により評価する。

→ENGLISH

修了要件

博士課程の学生は、授業科目のうちから、32単位以上を修得し、履修に当たっては、別表第1のとおり履修しなければならない。

別表第1

コース 授業科目等 単位数
必修 選択必修
臨床薬学コース 共通科目から 18単位 2単位以上
コース科目1から   8単位以上
コース科目2から 2単位 2単位以上
医療薬科学コース 共通科目から 18単位 6単位以上
コース科目から 4単位 4単位以上

入学から修了まで

医療薬科学コース

修了するためには、必修科目22単位(共通科目から18単位、コース科目から4単位)及び選択必修科目10単位以上(共通科目から6単位以上、コース科目から4単位以上)の合計32単位以上を修得しなければならない。

臨床薬学コース

修了するためには、必修科目20単位(共通科目から18単位、コース科目から2単位)及び選択必修科目12単位以上(共通科目から2単位以上、コース科目から長期実習科目を含む10単位以上)の合計32単位以上を修得しなければならない。

学位(博士)を取得するロードマップ(目標)

1年次

主任指導教員の指導のもと研究テーマに沿って研究計画を立案し、研究を開始する。ゼミナールや輪読などを通して研究内容についての知識を深め、自分の研究に役立てる。定期的に研究の進捗状況を指導教員に報告し、今後の研究の方向性について討議する。国内外で開催される学会やシンポジウムで発表できる準備をし、可能ならば発表する。1年次修了までに修得可能な単位は修得しておく。必要に応じて日本学術振興会特別研究員に応募する。

2年次

主任指導教員の指導のもと研究テーマに沿った研究を推進し、国内外で開催される学会やシンポジウムで発表する。これらの発表に対して受けた評価をもとにさらに研究を推進させることにより、学術論文(査読付き)として掲載されるに値する成果へとまとめて行く。

研究の進展に応じ、学術論文(査読付き)を投稿する。定期的に研究の進捗状況を指導教員に報告し、今後の研究の方向性について討議する。ゼミナール、輪読、講演会、学会などを通して研究内容についての知識を更に高め、自分の研究に役立てる。必要に応じて日本学術振興会特別研究員に応募する。

臨床薬学コースにおいては、臨床現場における長期の実践的・先端的実習を履修し、社会が求める先導的薬剤師として必要な知識・技能を体得する。

3年次

主任指導教員の指導のもと研究テーマに沿って研究計画を推進し、国内外で開催される学会やシンポジウムで発表する。特に国際学会での英語での発表を目指す。これらの発表に対して受けた評価をもとにさらに研究を推進させる。研究の進展に応じて学術論文(査読付き)を投稿する。ゼミナール、輪読、講演会、合宿、学会、シンポジウムなどを通して研究内容についての知識を深め、自分の研究に役立てる。就職活動は出来るだけ研究活動の妨げにならないように行い、その活動期間を研究計画に反映させる。

4年次

主任指導教員の指導のもと研究テーマに沿った研究を推進し、国内外で開催される学会やシンポジウムで発表し、特に国際学会で英語にて発表する。これらの発表に対して受けた評価をもとにさらに研究を推進させ、学術論文(査読付き)を作成し、投稿する。ゼミナール、輪読、講演会、合宿、学会、シンポジウムなどを通して研究内容についての知識を深め、自分の研究に役立てる。修了に必要な授業科目の単位をすべて修得する。就職活動は出来るだけ研究活動の妨げにならないように行い、その活動期間を研究計画に反映させる。得られた研究成果を博士論文にまとめ、指定の期日までに提出し、論文審査および最終試験を受ける。

学位取得の標準プロセス