研究室案内

薬剤学

Department of Biopharmaceutics

スタッフ

教授 丸山 徹 tomaru(アットマーク)gpo.kumamoto-u.ac.jp
准教授 渡邊 博志hnabe(アットマーク)kumamoto-u.ac.jp

研究テーマ

【研究プロジェクト名および概要】
  1. ヒト血清アルブミン(HSA)の生体内動態制御機構および組換え型HSA製剤の臨床応用に関する研究
    1. I-1. 疾患時における生体内HSAの構造および薬物結合変化
    2. I-2. HSA変異体およびpolymeric-HSAを利用したドラッグデリバリーシステム
    3. I-3. HSA-レドックスタンパク質融合体の動態学的・薬力学的評価
    4. I-4. S-ニトロソ化HSAの多面的生物活性を利用した創剤化(臓器保存液、抗剤)
    5. I-5. 毒素捕獲型HSA変異体を用いたアルブミン循環透析療法(MARS)の開発
  2. α1-酸性糖タンパク質(AGP)の生理学的機能の解明および体内動態特性の解析
    1. II-1. 線結晶構造解析によるAGP分子上の薬物結合部位のマッピング
    2. II-2. AGPの体内動態及び抗炎症・免疫調節作用の分子機序解明
    3. II-3. S-ニトロソ化AGPの生物活性の解析と創剤化
  3. III-1.X 病態時における薬物動態変動因子の解析および臨床応用に関する研究
    1. III-1. 尿毒症物質の組織移行性及びレドックス特性に関する分子機序解明
    2. III-2. 疾患時における薬物動態制御タンパク質の発現変動解析
    3. III-3. 病体時におけるニトロ化反応を介した新規シグナル伝達機構の解明
  4. 人工血液代替物の体内動態特性解析と炎症性疾患への応用
    1. IV-1. 人工酸素運搬体としてのヘモグロビン小胞体の動態学的・薬力学的評価
    2. IV-2. 人工血小板としてのH12-ADPリポソームの動態学的・薬力学的評価
  5. 薬物の抗酸化能評価と酸化ストレス疾患に対する新規治療戦略の基盤構築
    1. V-1. 各種バイオマーカーを用いた薬物の抗酸化能評価と機序解明
    2. V-2. 病態時における酸化ストレスの定量的評価と抗酸化治療の有用性評価