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今月の薬用植物

2016年 2月

オニタビラコ Youngia japonica (L.) DC
キク科(Asteraceae, Compositae)

 

 寒中お見舞い申し上げます。といっても春節も近いですね。脊梁山脈の仰烏帽子山(のけえぼしやま)では、福寿草の開花の便りが聞かれます。

  今月も雑草の「オニタビラコ」です。春の七草の「コオニタビラコ(ホトケノザ)」の仲間ですが、属は違います。コオニタビラコは湿った田畑に生育しますが、オニタビラコが庭・畑の畦など、路傍にはえ、私たちの近くで沢山見かけます。「島原の薬草」の中に、「薬物中毒による蕁麻疹、イカ、タコの中毒による蕁麻疹、湿疹、アトピー性皮膚炎、老化による皮膚の痒み等に、乾燥地上部10?15gを煎じて飲む。外用では生の葉をすりつぶし、皮膚に塗る。急性の食中毒の時は青汁を杯一杯飲む」と記されています。
 これを基に、成分研究を行い、抗酸化作用を持つフラボノイド類、フェノール性化合物のコーヒー酸誘導体を、抗アレルギー作用を持つセスキテルペンの存在が分かり、島原で用いられる民間薬の用法を化学的に証明しました、オニタビラコの報告。
 中国の本(中薬大辞典)には、性は涼、味は甘くて少し苦い、無毒、効能は、咽の炎症、乳腺炎など記されています。

 「くらしの中の薬草」の小冊子を3月までに作るために、現在編集中です。薬用植物105種、有毒植物42種、薬酒の作り方、植えては行けないケシなどを掲載する予定です。出来上がりましたら、皆様の散策の一助となると思いますので楽しみにしておいて下さい。

 4月から、菊陽町の家に拠点を置き、私的に「熊本有用植物研究所」を立ち上げ、薬用植物、有用植物、食用植物、有毒植物、そして漢方薬に関する啓発活動をこれまで通り続けたいと思っています。これまで熊本大学薬学部で行っていた月例の薬用植物観察会、月例漢方とハーブの勉強会を、どこかで開催したいと思います。ご要望がありましたら,出かけますので、声をかけて下さい。伺います。

 今月の薬用植物のホームページを入れ替えていたら、鼻水が出て来たので、自分でブレンドした「めちゃくちゃ菊茶」を飲もうと思っています。
 眼が痒くなったり、鼻水が出だした時に飲むと止まる植物を3個混ぜました。私のこれまでの研究で、細胞レベルでの抗アレルギー活性が出ているもので、実際にそれぞれの植物を飲れた方々が改善した食用の植物です。気温差が激しく、花粉が飛ぶ時期、重宝しそうです。

 来週から1ヶ月、ネパールのカトマンズにあるAITM (Asian Institute of Technology & Management ) 大学に講義に行ってきます。ホテルも大学も暖房が有りません。また、インドからのガソリンの輸入が止まっていますので、インフラも悪いようです。50年前の生活が体験できそうですが、新しいことに挑戦できるので楽しみです。3月のHPは、帰ってから変更する予定です。

★風邪、ノロウイルスの予防に「渋茶」で、ウガイを忘れないようにして下さい。
★私は、食用イグサの粉で歯磨きをしています。歯茎の出血、歯肉炎の予防には良いですね。
★イグサは、子豚のシッポ噛みを顕著に抑制するデータがでました。養豚家の方で試してみませんか?
 人は、食用イグサを飲んでいると落ち着きます。人と豚は似ているので、試してみたら、効果が出ました。
  (面白く、すごいです)

ご自由にご利用ください!
       2016年 1月のカレンダー ベニバナボロギク

       2016年 2月のカレンダー オニタビラコ

         

写真(2016年 1月 薬用植物園にて)
       (資料,写真・文章責任: 薬学部 附属薬用資源エコフロンティアセンター)
                               学術研究員(客員教授)
                                      矢原 正治
                             (変更日:2016.2.1)

495426 , from 8, May, 2004
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