薬用植物園
薬用植物園の歴史
薬学部・大江キャンパス内にある薬用植物園は、薬学部の前身である官立熊本薬学専門学校の薬草園として昭和2(1927)年に開設されました。現在、その規模を約7,000 m2 と拡大させ、薬標本園及び樹木園には、約1300種類の植物が栽培されており、標本園では、薬局方掲戴の薬用植物、特に九州の自生種と亜熱帯性の薬用植物を植栽しています。また、栽培植物の中で旧細川藩の薬園であった蕃滋園から由来し、歴史的にも貴重な薬木類としてモクゲンジ、テンダイウヤク、サンシュユ、サンザシ、ニンジンボクが観られます。

歴代 園長一覧
歴代園長 | 園長名 | 任 期 | 所属研究室 |
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初代園長(併任) | 村上誠愨 教授 | 昭和49年08月 ~ 昭和54年10月 | 生薬学教室 |
(事務取扱、併任) | 加瀬佳年 教授 | 昭和54年11月 ~ 昭和55年05月 | 薬学部長 |
第二代園長(併任) | 村上誠愨 教授 | 昭和55年06月 ~ 昭和58年03月 | 生薬学教室 |
第三代園長(併任) | 久保田幸穂 教授 | 昭和58年04月 ~ 昭和58年07月 | 薬学部長 |
第四代園長(併任) | 野原稔弘 教授 | 昭和58年08月 ~ 平成15年03月 | 生薬学教室 |
第五代園長 (初代センター長) |
矢原正治 准教授 | 平成15年04月 ~ 平成22年03月 | 薬用資源エコフロンティアセンター 薬用植物学教室 |
第六代園長 (二代センター長) |
渡邊高志 教授 | 平成27年4月~平成31年3月 | 薬用資源エコフロンティアセンター 薬用植物学教室 |
第七代園長 | 三隅将吾 教授 | 平成31年4月~現在 | グローバル天然物科学研究センター 環境分子保健学教室 |
園の発展に尽力いただいた技術職員の皆様
- 堀 五男
- 北岡幸喜
- 緒方 登
- 宮下由希子
- 本田幸男
- 岡 龍祐
- 高井穂積