研究内容

新生児領域における薬物治療の最適化に関する研究

体重2500g未満の低出生体重児や1000g未満の超低出生体重児は、呼吸窮迫症候群、未熟児呼吸発作、慢性肺疾患、動脈管開存症、頭蓋内出血、栄養・代謝障害、感染症、未熟児網膜症など様々な疾患に罹患することがあります。 しかしながら、新生児領域の医薬品開発は様々な理由から非常に遅れており、未承認医薬品やオフラベル使用医薬品を用いており、"therapeutic orphan"(治療上の孤児)の現状です。
我々は新生児領域で用いられる医薬品の医学的・薬学的情報を収集・解析することで、一つでも多くの新生児に安全かつ有効に用いることの出来る医薬品を開発し、一人でも多くの患児を救うことを目的に以下のような研究を、熊本市民病院を始めとした全国の医療機関と共同で展開しています。

TOP