研究テーマ |
生物が利用しているアミノ酸の大部分がL体であるように、地球上の化合物には鏡像体比の大きな偏りがあるものがあります(ホモキラリティといいます)。そして、生物体を反応相手とするクスリは、鏡像体間で作用の違いがあることが極めて多いので、目的の鏡像体だけを純粋に合成することは極めて重要です。その手法を開発する化学が“不斉合成化学”です。
単に鏡像体を合成するだけではなく、キラル分子間の相互作用を科学する事により、クスリの作用メカニズムの解明や、新たなクスリの開発にもつながります。また、地球上でのホモキラリティの起源解明にも結びつくと考えられます。
私たちは、そのようなことを目指し、以下のような研究を展開してきております。
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情報 に関する活動 |
学部の授業として、情報処理A-1、情報処理A-2を担当し、情報リテラシー教育を行っていますが、医薬品情報に関するデータベース作成という活動も行っております。
以下に、リンクという形で示します。
この他にも、熊本県薬剤師会と協力して、日本薬剤師会DEM事業の情報収集をオンライン化したりなどさまざまな、薬局業務の情報化に関する活動をしております。
(この件に関しましても、近日中に追加予定です)
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アーカイブス |
我々の研究室で用いている化合物は、詳細が論文公開されていないものもあり、よく問い合せを受けます。 その合成法や機器データ等をここで公開していきたいと思います。
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