創薬・生命薬科学専攻 博士後期課程

創薬・生命薬科学専攻博士後期課程（定員10名）は、独創的な発想力、探究心、創薬マインドを育みながら、物理系薬学、化学系薬学、生物系薬学、生命科学を中心とした基盤的学問における知識・技能を礎として、自らの専門領域において卓越した研究能力を発揮できると同時に、創薬科学・生命科学を俯瞰的に捉えて問題設定・問題解決を自主的に行い、先端的研究や医薬品開発の場において指導能力を発揮できる人材を育成することを目的とします。

本学には、平成18年4月に薬学部附属として本邦初の「創薬研究センター」が設置されたことに加え、平成19～21年度には大学院教育改革支援プログラム「創薬研究者養成プログラム」が採択され、幅広い知識・技能を持ち、かつそれを社会で活かせる実践的な創薬研究者を育成する教育プログラムを構築してきました。さらに本教育部では、上述したグローバルCOEプログラム「細胞系譜制御研究の国際的人材育成ユニット」において、教員・ポスドク・大学院生が高い学際性と流動性のもとで相乗的に研究できる環境を創り、国際的に活躍できる生命科学領域の人材育成と高質な生命科学研究の推進を図っています。

このように本教育部は、国内だけでなく国際的に活躍できる創薬研究者および生命科学研究者の育成において極めて優れた環境を提供できます。