ほんの数十年前までは、新しい薬は「探して見つける」ものでした。古くは野山の植物の中から、傷や病気に効くものを見つけ出して薬草とした例があります。また近年、臨床に用いられている抗生物質や高脂血症治療薬(血中コレステロールを下げる薬)の多くは、もともとはカビや微生物が作り出したものや土壌などから、有効な成分を探し出してきたものです。

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