センター紹介

センター紹介

ミッション・ビジョン

センターのミッション

「国民の命と健康を守る」という絶対的な使命感を持つアカデミアの立場を利用し、国内外の連携体制を構築することにより、熊本大学は画期的ワクチンの開発に向けた先端的な研究に取り組む。

センターのビジョン

熊本大学は、国産ワクチン研究開発人材を育成し、世界トップレベルの感染症・ワクチン開発研究拠点を形成し、世界の医療・公衆衛生に貢献する。

ワクチン開発研究体制

センター長
森岡弘志
組織図
ワクチン基礎研究
基礎研究から創出された有望なシーズをもとに、新興感染症の予防・治療に資する創薬モダリティの新規開発を目指す。
投与デバイス開発研究
安全性を確保しながら、ワクチンの効果を最大限に引き上げ、利便性高く使用できる投与デバイスの開発研究を目指す。
ワクチン製造研究
製剤研究基盤を整備し、行政および製薬企業と連携した国内自給が可能となるバリューチェーンの改善を目指す。
ワクチン臨床連携研究
臨床研究・治験を行う拠点との連携を図り、緊急時に最適なモダリティを選択し、迅速な臨床試験プロトコールの提案を可能とする体制を目指す。

ワクチン開発研究センターの業務等

1.研究活動
  • ワクチン基礎研究
  • 投与デバイス開発研究
  • ワクチン製造研究
  • ワクチン臨床連携
2.地域・社会貢献
  • ワクチン開発研究に関する国際連携の推進
  • ワクチンを開発する企業との連携の推進
  • ワクチン研究者の育成
3.その他
ワクチン開発研究センターは、大学院生命科学研究部に附属するため、研究組織としての位置付けで あり、教育活動については、該当する教育組織(薬学部、大学院薬学教育部)にて実施する。

背景と歴史

熊本は、我が国最古の医学教育機関 「再春館 (蕃滋園)」、日本赤十字社「博愛社」の発祥の地、北里柴三郎の生誕・勉学の地、熊大 (医学部) を起源とするワクチン研究所 (化血研:現 KMバイオロジクス)、天然痘撲滅 (蟻田功)、レトロウイルスを原因とする成人T細胞白血病 (ATL) の発見 (高月清)、世界初の HIV 治療薬開発 (満屋裕明)、日本初のエイズ学研究センター設置、ヒトレトロウイルス学共同研究センター設置など、感染症とワクチン開発・創薬研究の歴史を有します。

年表