薬用植物園

 薬学部・大江キャンパス内にある薬用植物園は、薬学部の前身である官立熊本薬学専門学校の薬草園として昭和2(1927)年に開設されました。現在、その規模を約7,000 m2 と拡大させ、薬標本園及び樹木園には、約1300種類の植物が栽培されており、標本園では、薬局方掲戴の薬用植物、特に九州の自生種と亜熱帯性の薬用植物を植栽しています。また、栽培植物の中で旧細川藩の薬園であった蕃滋園から由来し、歴史的にも貴重な薬木類としてモクゲンジ、テンダイウヤク、サンシュユ、サンザシ、ニンジンボクが観られます。

園内・薬草マップ

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園内・薬草マップ
  • 大クスノキ(熊薬のシンボルツリー)
  • 薬木散策コース(準備中)
  • 蕃滋園五木ばんじえんごぼく
  • 落葉樹木区
  • 低木区
  • 常緑樹木区
  • 草本植物区
  • 水生植物区
  • 薬木散策コース(準備中)
  • 薬用果樹園
  • 樹木園
  • 栽培圃場
  • 温室

当園の特徴、取り組み

 当園では現在1500種あまりの植物を保有しています。日本薬局方に収載されている生薬の基原植物も多く保有しています。展示植物には当園独自のラベルを設置し、見学しながら様々な情報が得られるよう工夫されていることも大きな特徴です。ラベルには国内の文献では紹介されていない用途も多く載せており、グローバルな視点から薬用植物を学ぶことができます。当園はいつでも自由に見学できますので、気軽に足をお運びください。

 展示している植物の詳細については画面右端のアイコンの「植物データベース」よりご覧いただけます。データベースの項目、内容は随時更新しています。使用している写真は、当園内やほかの植物園のほか、野外で撮影したものも多く採用しています。写真はこれまで多くの方々に利用いただいています。

 また、当園は公益社団法人 日本植物園協会の「地域野生植物保全拠点園」に認定されており、熊本県や九州地方の絶滅危惧植物の生育域外保全に取り組んでいます。絶滅危惧種以外の植物でも熊本県や周辺の植物を植栽し、地域の遺伝資源保存園として機能しています。日本植物園協会の加盟園との種苗交換も積極的に行っております。

写真提供実績

  • 企業 調整中
  • 大学 調整中
  • 個人 調整中

種苗交換実績

  • 提供植物 調整中
  • 受領植物 調整中
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