創薬・生命薬科学専攻 博士前期課程

カリキュラムポリシー

①全体の方針

社会が求める創薬・生命科学のスペシャリストを養成するため、4コースを導入し、各専門分野に特化した知識・技能に関連した科目を重視したカリキュラムを提供する。4コースの特徴や目指す人材像は、次のとおりである。

  • 医薬品の体内動態評価、製剤化および薬物送達を行うドラッグデリバリーコース(医療系創薬研究者の養成)
  • 医薬品の探索を行うバイオファーマコース(生物系創薬研究者の養成)
  • 医薬品シーズを天然資源等から発見し、医薬品の設計・合成を行うメディシナルケミストリーコース(化学系創薬研究者の養成)
  • 病態遺伝学、発生学、循環代謝学などの生命科学を専門基盤とし、次世代創薬を目指すライフサイエンスコース(生命科学研究者の養成)

②「修得すべき知識・能力」への対応

  • 1.「高度な専門的知識・技能及び研究力」  独創的な発想力、探究心、創薬マインドを育みながら、物理系薬学、化学系薬学、生物系薬学、生命科学を中心とした基盤的学問における 知識・技能を基礎として、自らの専門領域において卓越した研究能力を発揮できる人材の養成をするため、 4コース制の下、各専門分野に特化した知識・技能に関連する科目を多く取り入れたカリキュラム編成を行った。
  • 2.「学際的領域を理解できる深奥な教養力」  特定の専門領域だけでなく、より俯瞰的かつ実践的な人材や国際化に対応できる人材を養成するため、 各コースを担当する教員が連携して演習形式の授業を行うとともに、多様なシンポジウム・講演会・セミナーに参加し、 自分の専門分野以外の研究動向についての知識を増やし、討論を通して理解を深めるための授業科目を配置する。
  • 3.「グローバルな視野と行動力」  優れた倫理観と環境マネジメント能力をもち、国際社会に積極的に貢献できる行動力を養成するために、 英語でのプレゼンテーションや論文作成のための演習などの授業科目を導入する。
  • 4.「地域社会を牽引するリーダー力」  優れた倫理観と環境マネジメント能力をもち、地域社会に積極的に貢献できる行動力を養成するために、 生命倫理学などの授業科目を導入する。