パテイン大学(ミャンマー連邦共和国)と大学間交流協定を締結!

平成28210日、熊本大学はパテイン大学(ミャンマー連邦共和国)と大学間学術・学生交流協定を締結しました。

 パテイン大学と熊本大学工学部、理学部及び大学院自然科学研究科は2015年に部局間学術交流協定を締結しており、今回、交流拡大のため大学間交流協定を締結するもの。パテインはヤンゴンに続く第2の港湾都市で、同大学はミャンマーの発展のための高度な専門家育成の中心にある大学の一つ。熊本大学とは工学分野での研究者交流や共同研究の実施、またパテイン大学の学生の大学院への短期受け入れなど、密度の濃い交流が行われてきました。

 調印式には、パテイン大学から、ニュン ペNyunt Phay)学長以下3名が出席し、両大学関係者が見守る中、ニュン ペ(Nyunt Phay)学長と原田信志学長との間で協定書のサインと固い握手が交わされました。今回の協定締結で、薬学部を含めた大学全体に交流が広がり、新たな分野での交流への発展も期待されます。

 調印式の後、大学院自然科学研究科や大学院薬学教育部、薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンターを訪問し、施設見学や学生の相互交流や共同研究の可能性等についての意見交換を行われました。また、212日には、自然科学、薬学、工学の領域の融合の観点から新たな国際連携研究教育の立ち上げをテーマに、国際シンポジウム「日本・ミャンマー国際シンポジウム2016」を薬学部キャンパス・宮本記念館にて開催しました。

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調印式にて ニュン ペ学長(左)と原田学長(右)

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調印式にて 両大学関係者

後列右から3番目:甲斐薬学部長、最も右:渡邊高志教授、

最も左:デブコタ・ハリ特任助教)

※本件は「文教速報」「文教ニュース」ともに2月29日号発行のものに掲載されています。(文教速報 第8255号、文教ニュース 第2382号)