熊本大学薬学部
 
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今月の薬用植物
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2013年8月

トウキンセンカ  (Calendula officinalis L.)
キク科(Asteraceae)


キンセンカは橙色の太陽に輝く花を咲かせます。高地で見ると涼しそうですが、園内で見ると暑そうに感じる花です。アロマをしている女性の要望でネパールの標高1500m位の民家の畑で探したことがあります。普通は園芸で植えているので、薬用とは余り思いませんが、ヨーロッパ等ではハーブとして薬用に用います。花、葉には消炎作用、抗菌作用があり、ヨーロッパの民間薬では外用薬として皮膚の炎症、内服では胃潰瘍、胃炎などに用いるようです。「いろんなものが薬用に用いられてきたのだな」と、調べるたびに感じています。現在は各種炎症には、ステロイド系抗炎症薬が開発され、治療薬の主流になっています。しかし、昔ながらの植物の方が副作用も少なく、皮膚に優しいといって利用している人もいます。長い年月の間、人を実験動物としてデータが蓄積され培われてきた、身近な薬用植物を利用した民間療法も捨てたものではありません。ただ、現代薬と同じように副作用(外用薬では湿疹、かぶれ等)はありますので、注意が必要です。

 今年の気圧配置は平年とは違いますね。しかし、高気圧が来ると人は交感神経系が活発になります。また逆に低気圧が来ると副交感神経系は強くなり、元気が出ません。夏は太平洋高気圧に覆われると暑いですが、比較的天気が良いので元気が出ますね。暑いとどうしても冷たいモノの飲食が増え、胃を弱らせる人が増えます。たまには温かい飲み物、スープ、食べ物を飲食し、胃を温め、元気(元の状態)にして下さい。また、胃はストレスに弱いので、ストレスをなるべく少なくするように、毎日楽しく、笑って過ごしましょう。学生の皆さん良い夏休みをお過ごし下さい。

8月7日&8日 文科省の「子ども霞が関見学デー」で子供達と遊んできました。2日間、10時〜4時の6時間、子供達と楽しい時間を過ごしました。8/8(木)はクマモンも来てくれ、お茶を使ってポリフェノールを調べよう&サポニンを見ようの実験をしてくれました。さすがクマモン動きが鋭いですね。写真を少し掲示します。1)"展示と子供実験風景"、2)"谷口学長、大塚学長"、3))"クマモン、お茶のサポニンの実験中"、4)"クマモン、ピペットで遊ぶ"、5)"クマモンと尻相撲"、6)"パネル展示"。

ご自由にご利用ください!
"2013年 8月カレンダー 大賀ハス"
"2013年 9月カレンダー ユウスゲ"


写真(花:2010年5月 薬用植物園)
(資料,写真・文章責任: 薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター
Medicinal Plants Eco-Frontier Center(Medicinal Botany and Ethnobotany )
(薬用植物・生薬学分野) 
矢原 正治(専門:薬用植物学、臨床生薬学、漢方、民族植物学、環境保全、育種)
                       (変更日:2013.8.5)
 
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596462 , from 8, May, 2004



 
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