取組について

  実施方法

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1年次学生
:早期体験学習を一部改変し、創薬・医療現場の環境対策と保健施設の役割を調査するとともに、水俣病資料館の見学と胎児性水俣病患者の方々との交流を行います。また、「食と農の体験塾」や野外薬用植物観察会など自主参加型の体験学習を取り入れます。さらに、講義の中で、環境共生の内容を加えるとともに、自治会を中心としたISO活動に参加し、意識向上を図ります。


2~4年次学生:専門教育科目を改善し、演習や小グループ討議等も交えて学習します。創薬生命薬科学科では、「環境に優しい創薬研究」の視点を強化し、グリーンケミストリー、アトムエコノミー、エコマテリアル、エコゲノミクス、エコプロテオミクスなどの知識と技術を習得します。また、環境保全や環境毒性の視点のほか、環境が動物の精神行動などに与える影響などの視野から実習内容を改善します。さらに、中央官庁、製薬企業や海外へ派遣しての体験学習コースを設定し、国内・国政レベル(主として2年次生)から海外(主として3年次生)へと視野を広げます。研修成果は、口頭での報告会にて発表するほか、薬学展(学園祭)時にポスターにて公開発表します。口頭の発表会には、全学生が参加し、情報を共有します。また、4年次の漢方概論では、地域の民間伝承医薬について、聞き取り調査や製造体験を行います。3年次の研究室配属後は、研究室単位の環境ISO活動を大学院生と共に実施し、実践力を高めます。
エコファーマ講演会やワークショップなどは、全学年の学部生のほか、大学院生、教職員も対象に開催します。派遣型体験学習の引率・調査指導や発表・報告会への参加をFD活動の一環として行い、教員自身の資質向上にも利用します。

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熊本大学 薬学部

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