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お知らせ

大学共同研究成果物「にが茶」の開発

このたび、薬学部と地元企業との共同研究による熊大支援商品第1号、熊本県産鹿角霊芝100%の「にが茶」が発売されました。

薬学部と共同研究珍重される生薬の成分

 古来より霊芝は、中国において“不老長寿の漢方薬”といわれ、珍重されてきたキノコです。国内においても霊芝は認知度が高く、中高年の健康維持のために飲用されてきました。特に熊本は鹿角霊芝の栽培が盛んな地域で、商品は多種に及んでいます。しかしながら、その菌種や栽培法、栽培環境によっては含有成分の種類や量に大きな違いがあることが分かってきました。

安定供給のために薬学部が支援

 (株)にが茶と薬学部遺伝子機能応用学分野は、鹿角霊芝特有の苦味成分「ガノデリン酸類」に関する共同研究の成果に基づいて、品質評価に最適な「ルシデニン酸誘導体」を同定。熊本県内の指定農園で育てられた、特定菌種の鹿角霊芝を使用することで、安定した品質の霊芝茶の販売を可能としました。また、薬学部は、この製品の生産ロット毎に成分分析や活性評価試験を実施。鹿角霊芝の品質を常にチェックし、安全安心な製品づくりの一役を担っています。

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