熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

ムクロジ科
Sapindaceae
リュウガン
Dimocarpus longan Lour.
別名
ロンガン
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リュウガン
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  • リュウガン
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英名
longan
中国名
龍眼
花期
4~5月
生薬名
竜眼肉(リュウガンニク)【局】
薬用部位

仮種皮

成分

タンニン((-)-epicatechin, gallic acid, ellagic acid),フラボノイド(kaempferol, quercetin)

化学構造式

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  • リュウガン 化学構造式1
  • リュウガン 化学構造式2
  • リュウガン 化学構造式3
  • リュウガン 化学構造式4
  • リュウガン 化学構造式5
産地と分布

台湾,中国南部,インドなどに分布し,果樹として栽培される.

植物解説

常緑小高木.樹高10 m.幹は黒褐色で無毛だが,小枝は褐緑色の毛を持つ.葉は互生し羽状複葉,小葉は2~5対(通常は4対),長楕円形で革質.短毛のある円錐花序に芳香のある黄白色の花を多数付ける.果実は直径約2 cm,球形で細かい突起があり,種子は黒褐色,仮種皮は乳白色.

薬効と用途

強壮,鎮静作用があり,不眠,極度の疲労,健忘症,老人をはじめとした虚弱体質,不眠,神経興奮状態などに用いる.漢方処方では,帰脾湯,加味帰脾湯などに配合される.
本種の果肉は仮種皮とよばれ,一般的な植物の果肉と由来が異なっている.仮種皮は甘みが強く果汁に富み,果物として生食する.ワイン漬け,砂糖漬けとするほか、乾果として粥やスープに利用する.

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