熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キンポウゲ科
Ranunculaceae
シナオウレン
Coptis chinensis Franch.
別名
トウオウレン
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シナオウレン
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  • シナオウレン
英名
Chinese goldthread
中国名
黄連
花期
2~3月
生薬名
黄連(オウレン)【局】
薬用部位

根茎

成分

アルカロイド(berberine, coptisine, palmatine)

化学構造式

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  • シナオウレン 化学構造式1
  • シナオウレン 化学構造式2
  • シナオウレン 化学構造式3
産地と分布

中国の湖北,湖南,峡西,四川,貴州各省に分布し,標高1000~1900 mの山地の冷涼な樹陰地に生える.

植物解説

多年草.根茎は黄色で分枝し,ひげ根を密生する.葉はすべて根生し,6~12 cmの葉柄があり,卵状三角形で3全裂する.中央裂片は卵状菱形で,さらに羽状深裂し,鋸歯縁,側裂片は不整に2深裂する.高さ12~25 cmの花茎を出し,茎の頂に3~8花を集散花序に付ける.

薬効と用途

セリバオウレンやキクバオウレンなどとともに,生薬黄連の基原植物である.薬効等についてはそれらのラベルを参照いただきたい.日本産のオウレン(C. japonica)と異なり,萼片は緑色から緑褐色に色づく.

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