ショウガ科
            
            Zingiberaceae
        ガジュツ
                
                Curcuma zedoaria (Christm.) Roscoe
            - 別名
- ムラサキウコン,ガゼツ
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- 英名
- zedoary
- 中国名
- 莪朮
- 花期
- 7~10月(幅あり)
- 生薬名
- 莪蒁(ガジュツ)【局】
- 薬用部位
- 根茎 
- 産地と分布
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                    マレーシア,インド,ヒマラヤ原産で,インド,スリランカ,東インド諸島,中国南部,および沖縄,奄美大島,屋久島で薬用に古くから栽培されている. 
- 植物解説
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                    多年草.草丈1 m内外.根茎は広卵形で肥厚している.葉は長柄があり,長楕円形で先が尖り,脚部が狭くなる.穂状花序を根出し,各苞に淡黄色の花を開く. 
- 薬効と用途
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                    芳香性健胃,駆風,鎮痛,通経作用があり消化不良,腹部膨満感,生理不順などに用いる.腫瘍やガンの治療にも用いるが,流産の可能性が高いので妊婦の使用は避ける.家庭薬にもよく配合される. 
 根茎から澱粉を得ることができる.若い葉鞘の芯を生食あるいは調理して食べる地方がある.
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