クサスギカズラ科
Asparagaceae
カギクルマバナルコユリ
Polygonatum sibiricum Delar. ex Redouté
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- 英名
- huang jing
- 中国名
- 黄精
- 花期
- 5月
- 生薬名
- 黄精(オウセイ)【局】
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
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中国,モンゴル,ダフリアに分布し,山地の低木林などに生える.
- 植物解説
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多年草.草丈50~90 cm.根茎は横に伸び,茎は直立するが上部は他に巻き付く.葉は無柄で線状披針形,4~6枚が輪生する.花は腋性で,2~4個の散形花序となり,白か淡黄色をしている.液果は球形,熟すと黒紫色.
- 薬効と用途
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滋養強壮,補気作用があり,胃腸虚弱や慢性の肺疾患,食欲不振,咳,糖尿病などに用いる.リウマチや痛風などで体が弱っている人にもよい.焼酎漬けは強壮作用があり,体力が付く.
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