マメ科
Fabaceae
エビスグサ
Senna obtusifolia (L.) H.S.Irwin et Barneby
- 別名
- ロッカクソウ

- 英名
- Oriental senna
- 中国名
- 決明
- 花期
- 7~11月
- 生薬名
- ①決明子(ケツメイシ)【局】
- 薬用部位
①種子,②地上部
- 産地と分布
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アメリカ原産で,熱帯アジア各地および日本でも広く栽培される.
- 植物解説
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一年草.草丈70~150 cm.葉は互生し,偶数羽状複葉で小葉は3対,長さ3~4 cmで先の方ほど大きく,基部は小さい.最下の小葉対のある葉軸上に褐色の腺体がある.花期は6~8月.黄色の5弁花を1~2個ずつえき生する.豆果は線形で,中に濃褐色ひし形で四角柱状の光沢のある種子30~35個が1列に配列しており,熟すと弓上に曲がる.
- 薬効と用途
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種子を炒ったものを「はぶ茶」といい,緩下(緩やかな下剤作用),強壮,目を明らかにする作用があり,便秘,腹部膨満感,高血圧,夜盲症,目のかすみ,目の充血や痛み,視力障害などに用いる.その他高血圧,動脈硬化症,酒の飲みすぎなどにも用いる.地上部を用いることもある.ちなみに,本来のはぶ茶の材料は同属のハブソウ(Senna occidentalis (L.) Link)である.
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