モクレン科
Magnoliaceae
ハクモクレン
Magnolia denudata Desr.
- 英名
- Yulan magnolia
- 中国名
- 玉蘭
- 花期
- 3~5月
- 生薬名
- 辛夷(シンイ)【局】
- 薬用部位
花蕾
- 産地と分布
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中国原産.
- 植物解説
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落葉高木.樹高5~15 m.幹は直立して分枝する.葉は互生し,短柄があり広くさび形か倒卵形で長さ約10 cm,鈍頭で短凸端,全縁で厚質.枝先に大形の白色の花を付け,日照によって開き芳香がある.
- 薬効と用途
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鼻や頭の症状を改善する作用があり,頭痛,頭重,鼻閉,蓄膿症,鼻炎などに用いる.漢方では葛根湯加川芎辛夷,辛夷清肺湯などに配合されている.
中国原産だが日本には古く渡来し,現在は各地で観賞用に栽培される.
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