キンポウゲ科
Ranunculaceae
セリバオウレン
Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake

- 英名
- No Information
- 中国名
- 日本黄連,菊葉黄連
- 花期
- 2~3月
- 生薬名
- 黄連(オウレン)【局】
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
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本州と四国に分布する.
- 植物解説
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キクバオウレン,コセリバオウレンらと変種の関係にある.葉が2回3出複葉となっている.
- 薬効と用途
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キクバオウレンとは変種の関係にあり,両種とも生薬黄連の基原となる.消炎,止瀉(下痢止め),鎮静作用があり,胃腸炎,皮膚化膿症,目の炎症,炎症性の下痢,不眠,不安,興奮などに用いる.煎液には殺菌力があり,眼病に洗眼,切り傷に外用する.漢方処方では,黄連解毒湯,甘草瀉心湯,黄連阿膠湯などに配合される.
キクバオウレンは葉が1回3出複葉となり,本種は2回3出複葉となる.
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