キンポウゲ科
Ranunculaceae
サラシナショウマ
Cimicifuga simplex (DC.) Wormsk. ex Turcz.

- 英名
- Kamchatkan bugbane
- 中国名
- 単穂升麻
- 花期
- 11月
- 生薬名
- 升麻(ショウマ)【局】
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
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北海道から九州,および中国東北部,四川,千島,サハリン,カムチャッカに分布し,山地の樹陰,草地,湿地などに生える.
- 植物解説
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多年草.草丈40~100 cm.根茎は太く多くのひげ根を出す.葉は互生し,2~3回3出複葉で小葉は卵形か狭卵形,長さ3~8 cm,鋭尖頭でさらに2~3裂する.茎の頂の総状花序に白色の小さな花を密生する.
- 薬効と用途
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発疹の促進作用があり,はしかや蕁麻疹などの初期に発疹を促し症状を軽くする.また,清熱作用があり顔面部の炎症や頭痛,咽喉炎,口内炎に用い,湿疹やあせもには煎液を外用する.脱肛,子宮下垂,胃下垂などの内臓下垂にもよい.
和名は,若菜を水にさらしてあく抜きをして食したことに由来する.
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