熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

スイレン科
Nymphaeaceae
コウホネ
Nuphar japonica DC.
コウホネ
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  • コウホネ
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英名
No Information
中国名
日本萍蓬草
花期
5月
生薬名
川骨(センコツ)【局】
薬用部位

根茎

成分

アルカロイド(nupharidine, nupharamine, nupharins)

化学構造式

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  • コウホネ 化学構造式1
  • コウホネ 化学構造式2
  • コウホネ 化学構造式3
産地と分布

北海道西部,本州,四国,九州,および朝鮮に分布し,池,沼,河川の川岸などに生える.

植物解説

水生の多年草.根茎は太く横臥し,内部は白色で海綿質,葉は根生し,長柄で水中,水面,水上にある.沈水葉は細長く膜質で波状縁,挺水葉は長卵形か長楕円形で長さ20~30 cm,鈍頭か円頭で全縁.直立した花茎の頂に黄色花を単生する.
和名は河骨の意味で,よく川に生えて根茎がちょうど白骨のようだからである.自生地の壊変により,各地で激減している.

薬効と用途

駆瘀血(血の巡りを改善する)作用があり,月経不順,婦人病に用いるほか,打撲による腫れや痛みに用いる.漢方処方では治打撲一方に配合されている.
種子や根茎は米と一緒に調理して食される.根茎が背骨に似ることからコウホネ(川骨)という.