ケシ科
Papaveraceae
エンゴサク
Corydalis turtschaninovii Besser f. yanhusuo Y.H.Chuo et C.C.Hsu
- 別名
- チョウセンエンゴサク
- 英名
- No Information
- 中国名
- 延胡索
- 花期
- 3~4月
- 生薬名
- 延胡索(エンゴサク)【局】
- 薬用部位
塊茎
- 成分
アルカロイド((±)-tetrahydropalmatine, (‐)-tetrahydrocoptisine, (+)-glaucine)
- 産地と分布
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中国各地で栽培される.
- 植物解説
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多年草.草丈10~20 cm.塊茎は扁球状,径0.5~2.5 cm,内部は黄色,茎は繊細で折れやすい.茎生葉は互生,2回3出複葉,小葉は長さ2~3.5 cm全縁,辺縁は時に微紅色を帯びる.4弁の紅紫色の花を付ける.
- 薬効と用途
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鎮痛,駆瘀血(体の血の滞りを治す)作用があり,関節痛,腹痛,生理痛などの各種痛みの疾患や,月経不順などに用いる.漢方処方では,安中散,折衝飲,牛膝散などに配合される.
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