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研究

卒論指導研究室(学部)

天然薬物学 ( 生薬・天然薬物学研究室 )

スタッフ

教授 塚本 佐知子
准教授 人羅 勇気

講師
助教

研究テーマ

【研究プロジェクト名および概要】
研究の背景
   海洋生物は、化学物質を生命維持あるいは種の存続のために利用して
います。すなわち、餌を探しだす、敵から身を守る、雌雄がひきあう、サケ
が母川に帰る、付着生物の浮遊幼生が適切な場所をみつけて着生し成体にな
る、などの現象に化学物質が深くかかわっていることが分かっています。そ
こで、海洋生物の生態や行動を制御している化学物質の化学構造や生物活性
について研究を行うことにより、海洋生物の生態が明らかになるだけではな
く、医薬品など私たちの生活に役立つ製品の開発につながると考えられてい
ます。 私たちは医薬シーズとなるような有用物質の発見を目指し、海洋生物を初めとして微生物や植
物などの天然資源に含まれている化合物の構造と生物活性に関する研究を
行っています。

研究の概要
   天然資源から生物活性物質を探索し、得られた物質の作用機能の解明を行っています。天然資源として、日本近海およびインドネシアで採集した
海洋無脊椎動物(海綿やホヤ)や海洋生物から単離した微生物の培養液を用いています。研究室においてスクリーニングしている生物活性は、ユビキチン-プロテアソームシステムに対する阻害作用、がん細胞増殖抑制作用、細胞周期阻害作用、破骨細胞分化抑制作用、抗菌作用、マクロファージにおけるコレステロールエステルの蓄積阻害作用、神経突起伸展作用などです。

研究内容
1. 海洋生物・微生物からの医薬シーズの探索研究
2. ユビキチン-プロテアソームシステムを標的とするがん治療リード化合物の探索研究
3. 動脈硬化症や骨粗鬆症を予防・改善する天然薬物の探索
4. Aspergillus属真菌が産生する鏡像異性体の生合成に関する研究
       

       
【研究テーマのキーワード】
海洋生物、がん治療リード化合物、ユビキチン-プロテアソームシステム、Aspergillus属真菌、Notoamide、動脈硬化症、骨粗鬆症
【その他】
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