熊薬ミュージアム内に展示されている貴重な古文書をご紹介します。
4 校訂 本草薬名備考和訓鈔 一~七巻
一~七巻 一まとめにしてある

丹波(錦小路 にしきこうじ)頼理(たんばよりよし)(1770~1830)の著になる本草イロハ順辞書を校訂したもの。全7巻。 『薬名備考和訓鈔』とも。 文化3(1806)年自序、翌同4年刊。 頼理は丹波氏錦小路家の4代で、近世京都にて典薬頭(てんやくとう)を世襲。 錦小路家は丹波康頼(たんばやすより)8代の頼基(よりもと)の系を承け、江戸中期の頼庸(よりつね)より興った。

※ 書物の本文を、異本と照合したり語学的に検討したりして、よりよい形に訂正すること。「厳密に校訂した本文を底本に用いる」