サリチル酸絆創膏の適正使用推進を目的とした調査研究 （尚健堂薬局との共同研究）

サリチル酸絆創膏製剤であるスピール膏M〈病院用〉は、うおのめ、たこなどの角化性皮膚疾患に広く用いられています。 本研究は、我々が実際に保険薬局の窓口にてスピール膏の使用法説明をするときに、"誤った使用方法をしている患者様が意外と多い"と感じていた日ごろの疑問が、実は"医薬品の包装・添付文書記載内容の誤解釈"が原因と考えて行った調査研究です（詳細はこちら）。 この研究成果よりスピール膏M〈病院用〉の添付文書および製剤包装記載内容が変更されました。

～論文～

• 石塚 洋一, 近藤 悠希, 山川 枝里子, 薬師神 壮, 前田 記代子, 辻口 憲司, 丸山 徹, 森内 宏志, 入倉 充, 入江 徹美, サリチル酸絆創膏製剤の適正使用推進を目的とした調査研究, 医療薬学, 34, 274-280 (2008)