生命分析化学研究室は、前任者宇野先生の異動の後、メンバーや研究テーマを一新し、2007年4月に現体制となった研究室です。
 分析化学を看板に掲げていますが、分析化学の手法や理論の研究を専ら行っているわけではありません。目指すのは、あくまでも「創薬の基礎となるタンパク質科学」です。創薬の基幹分野である分析化学の手法を駆使して、病気の原因の解明や、病気を治療する薬の創出に挑みます。タンパク質と低分子化合物(薬物)の相互作用を詳しく解析しています。

[1] 機器について

 熊薬には充実した機器や設備があります。(薬学部設備のページ) 当研究室にも、「ビアコア(分子間相互作用解析装置)」、「キャピラリーDNAシークエンサー(DNA配列決定装置)」、「スマート・システム(微量タンパク質精製装置)」、「アクタ(タンパク質精製装置)」などの機器があります。
 その他には、冷却遠心機、小型遠心機、クリーンベンチ、振とう培養機、分光光度計、PCR装置、超低温フリーザー、恒温槽、クロマトグラム装置、電子天秤、pHメーター、乾熱滅菌器、乾燥機、ハイブリダイゼーション・オーブン、クロマトチャンバーなどの機器があります。

ビアコア(分子間相互作用解析装置)
キャピラリーDNAシークエンサー(DNA配列決定装置)
スマート・システム(微量タンパク質精製装置)
アクタ(タンパク質精製装置)
クリーンベンチ
振とう培養機
PCR装置
「スマート・システム(微量タンパク質精製装置)」、「アクタ(タンパク質精製装置)」、等のこと。その他、低温室にも設置しています。 クロマトグラム装置
クロマトチャンバー
遺伝子導入装置(エレクトロポレーター)
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[2] 研究室の年間行事

※年により時期がずれることがあります。

4月  創薬・生命薬科学科(4年制)3年次学生研究室配属
 新入生歓迎会
5月  研究室対抗ソフトボール大会
6月  蛋白質科学会に参加
7月  日本生化学会九州支部例会に参加
8月  オープン・キャンパス(研究室紹介)
 大学院入試
9月  研究室旅行(上旬)
 スタート・コンパ(院試お疲れさま会)
10月  がんばって研究成果をまとめる
 日本生化学会に参加
11月  がんばって学会準備をする
12月  薬学科(6年制)3年次学生研究室配属
 日本分子生物学会に参加
 日本薬学会九州支部大会に参加
 薬学共用試験(OSCE)
 忘年会兼新入生歓迎会
1月  薬学共用試験(CBT)
 博士論文提出締切
2月  修士論文提出締切
 博士論文発表会
3月  修士論文発表会
 4年制学生研究発表会
 薬剤師国家試験
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