熊薬ミュージアム内に展示されている貴重な古文書をご紹介します。
51  傷寒論集成
首1,2,3,4,5,6,7,8,9-10 全10冊 刊 享保2年

山田図南(やまだとなん 1749~1787)著。『傷寒論(しょうかんろん)』の注解書。 全10巻。 著者の没後、享和2(1802)年刊。 日本で最もよく読まれた『傷寒論』注釈書のひとつで、太陽病篇~陰陽易差後労復病篇までの各篇を従来の中国・日本の諸家の説を引用し、逐条順に解釈。 正文と後人追論との弁別をはかっている。