熊薬ミュージアム内に展示されている貴重な古文書をご紹介します。
45  病家須知
全7冊(全8巻中4巻欠) 天保壬辰(1832)

天保2(1832)年、平野重誠(ひらのじゅうせい 1790~1867)著。 養生・療養の書で全6巻。 『病家心得草(びょうかこころえくさ)』ともいう。 和文で平易・懇切に保養・療治の心得を記している。 著者名として革谿道人(かくけいどうじん 択善居)としてしか書かれていないが、これは平野重誠の号。 重誠は江戸時代末期に江戸で活躍した医者。