熊薬ミュージアム内に展示されている貴重な古文書をご紹介します。
34  和名集並異名製剤記

曲直瀬道三(まなせどうざん 1507~1594)著の『本草異名記附製剤記』〔永禄5(1562)年奥書〕を甥で養嗣子の曲直瀬玄朔(まなせげんさく 1549~1631)が増補改編したと推定される本草書。 全2巻。 和文。 元和9(1623)年古活字版(美濃版)が初版。 その他、整版本がいくつもある。 500種あまりの薬物をイロハ順に並べ、和名・異名・採薬・修治などについて記している。