JavaScript

JavaScript とは、Netscape Communications 社が開発したプログラミング言語です。
Microsoft 社の Internet Explorer でもver.3.0以降では、 同様の機能がサポートされています。
JavaScript を用いると、WEBページに通常のHTMLだけでは実現できない「動き」を追加することが可能です。プログラミングそのものは決してやさしくはないですが、インターネット上で公開されている、さまざまな JavaScriptを利用するのは簡単です。
ここでは、公開 JavaScriptを利用する方法に関して説明します。


たとえば、

とほほのJavaScriptレファレンス参照

以下のようにHTMLファイルに書いたとします。

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
<!--
document.write("やっほー");
// -->
</script>
</body>
</html>


ここで、<script type="text/javascript"></script>の間に書かれているものがjavaScriptです。
document.write("やっほー");
というのは「やっほー」と書け! という命令ですので、実際にはこんな感じになります。
この程度の命令なら、通常のHTMLでも可能なわけですが、

<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
<!--
dd = new Date();
document.write(dd.toLocaleString());
// -->
</script>
</body>
</html>


だと、こうなります
dd = new Date();
document.write(dd.toLocaleString());
が、日付・時間を書け! という命令なわけです。これは、表示リクエストのある都度変わるわけですから、通常のHTMLでは無理なわけです。

基本的には

<script type="text/javascript"></script>の間でスクリプトを定義して、HTMLの適当なところで記述して実行させる、というのがJavaScriptの使い方です(いきなり使えるコマンドもあります)。
プログラムですから、スクリプトの書き方にはいろいろと決まりがあります。
詳しいことは、以下を参照してください。


公開スクリプトの利用

インターネット上では、便利なスクリプトが公開されています。使い方の説明なども併記されていますから、コピーして変更すれば自分のサイトで利用可能です。いくつか実例を示します。

アラート
以下のようなHTMLにおいて、onMouseOver="alert('○○○○')"の部分は「マウスを重ねたら『○○○○』というアラートを出す」という命令です。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE></TITLE>
</HEAD>
<BODY>
</CENTER>
<A href="#" onMouseOver="alert('○○○○')">ここにマウスを重ねる</A>
</CENTER>
</BODY>
</HTML>


たとえば、

ここにマウスを重ねてみてね


背景色変更
背景色は<BODY BGCOLOR="#???????">と指定するわけですが、これもJavaScriptで制御することが出来ます。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>選択した背景色に変更(ボタン)</TITLE>
</HEAD>
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
function changeColor(num){
    if(num==0){
        document.bgColor="
#ffffff";
    }else if(num==1){
        document.bgColor="
#ffcccc";
    }else if(num==2){
        document.bgColor="
#ccffcc";
    }else if(num==3){
        document.bgColor="
#ccccff";
    }
}
// -->
</SCRIPT>
<BODY>
<CENTER>
<FORM>
<INPUT type="button" value="white" onClick="changeColor(0)">
<INPUT type="button" value="red" onClick="changeColor(1)">
<INPUT type="button" value="green" onClick="changeColor(2)">
<INPUT type="button" value="blue" onClick="changeColor(3)">
</FORM>
</CENTER>
</BODY>
</HTML>


ここで、<FORM>から</FORM>までは、フォームという機能で通常のHTMLですが、その中で「changeColor」という定義済のスクリプトを選択させています。

実際には、下のようなボタンとして表示されます。クリックするとスクリプトが実行されます。




このように、既存のスクリプトを使うだけでも、普通のHTMLだけでは出来ないことがいろいろと可能となることが分かります。
さまざまなサイトがありますが、以下に分かりやすいサイトを紹介します。




課題

JavaScript使うと以下のようなページも作れます。
例 医薬品情報


医薬品の種類を変えて作ってみて下さい(薬品数は2以上)

java**P????.html」(**P????は昨日まで使っていたもの)という名前のファイルをMoodle上に提出してください。