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今月の薬用植物

2014年7月

クマセミ (Cryptotympana facialis)
セミ科(Cicodidae)

 

第13回薬用植物を知ろうin熊本(阿蘇、10/4、5)、参加者募集中!!
「詳しくは下のイベントコーナー、ポスター(申込はお早めに)をご覧下さい」



 大変遅くなりました。ようやく時間的余裕ができたものの、今月も月末の7/27になってしまいました。
8月末には「ラオス保健科学大学」の学生10名、先生1名が「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」で来熊し、熊本大学薬学部及び医学部で研修(8/24?31)をします。教職員の皆さんの協力によって研修が実りあるものになることを祈っています。

 今月はセミ(蝉)です。薬用植物ではなく動物(昆虫)です。セミ科の大型セミのスジアカクマゼミなどの幼虫の抜け殻を「蝉退(せんたい)」といい、漢方では散風熱、止痒等の効果があり、感冒(かぜ)、熱性疾患、咽頭の腫れ、発疹、?痒症(かゆみ)などに用いられます。漢方処方の具体例としては、皮膚の赤く熱感があり、ジュクジュクした湿疹に用いる「消風散」に配合されています。
 一昔前のことですが、中国の留学生が7月の梅雨が明けると、構内で蝉の抜け殻を集めていたのを思い出します。現在、彼は、薬学部の近くで丁寧鍼灸院を開いて頑張っています。
今月のHPは蝉の親と同じように短命になりそうですが、話題にするには今しかないでしょうと思い取り上げました。
 毎日暑い日が続いています、たまには汗をかいて、胃腸を温める飲食を心がけ、胃を冷やさない、お腹を冷やさない、身体を冷やし過ぎないことで、夏バテを予防して下さい!!

ご自由にご利用ください!
2014年  7月のカレンダー ナイル川

 2014年  8月のカレンダー サギソウ

写真(薬用植物園、2014年7月27日)
(資料,写真・文章責任: 薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター
Medicinal Plants Eco-Frontier Center(Medicinal Botany and Ethnobotany )
(薬用植物・生薬学分野)
矢原 正治(専門:薬用植物学、臨床生薬学、漢方、民族植物学、環境保全、育種)
                       (変更日:2014.7.27)

, from 8, May, 2004
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