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1996年11月

あいらとびかずら(Mucuna sempervirens)
まめ科(Legminosae)


 
5月の連休のころ蔓の途中にひょっこりと小さな花芽をつけ,日に日に大きくなり,中旬にブドウの巨峰を思わせる大きな可憐な花を咲かせる.たいへん匂いが強く,また甘いのか蟻が群がる.中国から相良寺(熊本県)に飛んできた葛と言う由来で,この名が付けられたようである.あまりにも繁茂するので校内では毎年蔓を切る.一度大きな蔓を切ると数年は花を着けない.薬用ではないが,日本ではたいへん珍しいので紹介する.写真は5年ぶりに咲いたものである(1997年5月撮影).相良寺に行くと毎年見ることができる.

(生薬学研究室 矢原)

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