熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

セリ科
Apiaceae
ヤブジラミ
Torilis japonica (Houtt.) DC.
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ヤブジラミ
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  • ヤブジラミ
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英名
upright hedge parsley, scabby head
中国名
小竊衣, 竊衣, 破子草
花期
5~6月
生薬名
和蛇床子(ワジャショウシ)
薬用部位

成熟果実

成分

セスキテルペン(humulene, germacrene D, germacra-4(15),5(E),10(14)-trien-1β-ol)

化学構造式

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  • ヤブジラミ 化学構造式1
  • ヤブジラミ 化学構造式2
  • ヤブジラミ 化学構造式3
産地と分布

日本各地,およびユーラシアに広く分布する.

植物解説

二年草.草丈30~70 cm.茎は直立し,分枝する.葉は1~2回3出羽状複葉,長さ5~10 cm,裂片は細かく切れ込み,両面に粗い短毛がある.小散形花序あたりの花は4~10個付く.花柄は短く,果実は密着して付く.

薬効と用途

収斂性消炎薬として,女性陰部の痒み,腫れなどに利用する.5~10 gにミョウバン2~4 gを加え,水150 mlで煎じ,冷まして患部を洗浄する.強壮には煎液を服用する.
生薬の蛇床子は中国原産のオカゼリ(Cnidium monnieri)であるが,日本では本種とオヤブジラミ(T. scabra)が代用にされたが,現在は流通していないようである.

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