熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キク科
Asteraceae
メナモミ
Sigesbeckia pubescens (Makino) Makino
メナモミ
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  • メナモミ
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英名
Indian weed, common St. Paul's wort
中国名
毛豨薟,腺梗豨薟
花期
9~11月
生薬名
①豨薟(キケン),②豨薟根(キケンコン),③豨薟果(キケンカ)
薬用部位

①全草,②根,③果実

成分

ジテルペン(darutoside, pubeside類)

化学構造式

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  • メナモミ 化学構造式1
  • メナモミ 化学構造式2
  • メナモミ 化学構造式3
産地と分布

北海道~九州,および朝鮮,中国,アムール,ウスリーに分布し,山野や荒れ地に生える.

植物解説

一年草.草丈60~120 cm.茎は直立して分枝し,特に上部に開出する白毛が密生する.葉は対生し,卵形か三角状卵形で長さ7.5~19 cm,短鋭尖頭で不整歯牙縁.茎の頂に黄色い頭花を多数,まばらな散房花序に付ける.

薬効と用途

全草は降圧作用があり高血圧症に用いるほか,筋骨の痛み,肝炎,出来物などに用いる.根はリウマチの疼痛,運動麻痺,頭痛,やけどなどに服用,外用する.果実は回虫駆除に用いる.
葉を壷に入れ,上から蜂蜜,酒をかけてさらに葉を入れ,交互に繰り返して壷を満たし,数日後発行した葉を撮り出して乾燥させ,その後同様の操作を9回繰り返し,最後に乾燥粉末にし,粉末を蜂蜜で丸剤にした「豨薟丸」は古くから中風の妙薬として有名である.
同属のコメナモミ(S. glabrescens)は茎の毛が少なく目立たない.熊本県内ではコメナモミよりも自生は限られる.

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