熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キク科
Asteraceae
ハンカイソウ
Ligularia japonica DC.
ハンカイソウ
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  • ハンカイソウ
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  • ハンカイソウ
英名
No Information
中国名
大頭橐吾,大吳風草
花期
5~6月
生薬名
猴巴掌(コウハショウ)
薬用部位

全草,根

成分

根にセスキテルペン(3β-(acetyloxy)-6β-(2-methylbutanoyloxy)-10β-hydroxy-eremophil-7(11)-en-12,8α-olide
3β-(acetyloxy)-6α,7α-epoxy-11-noreremophil-9(10)-ene-8,11-dione
3β-hydroxy-11-noreremophila-6(7),9(10)-diene-8,11-dione)

化学構造式

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  • ハンカイソウ 化学構造式1
  • ハンカイソウ 化学構造式2
  • ハンカイソウ 化学構造式3
産地と分布

本州静岡県~九州,および台湾,朝鮮,中国,ミャンマー,インドに分布し,山地の湿った草原や林間の草地に生える.

植物解説

多年草.草丈60~100 cm.茎は直立し,紫色の斑点がある.根出葉の葉身は掌状に分裂し,長さと幅は30 cmに達する.茎葉は3個,柄は広い鞘となり,上部のものは小さい.頭花は散房状に2~8個付き,径10 cmに達する.痩果は長さ9 mm.

薬効と用途

打撲傷,腫れ物,虫刺されや蛇の咬み傷に用いる.根を同量の酒と水で煎じて服用するか,生の全草に焼酎を加えてつき潰して患部に塗布する.いずれも中国での療法である.

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