熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

ロウバイ科
Calycanthaceae
ナツロウバイ
Calycanthus chinensis (W.C.Cheng et S.Y.Chang) P.T.Li
ナツロウバイ
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  • ナツロウバイ
英名
Chinese sweetshrub
中国名
夏蠟梅
花期
5月
生薬名
①夏蠟梅(カロウバイ)
薬用部位

①花もしくは根,②葉

成分

葉にトリテルペン(sinocalycanchinensin類)

化学構造式

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  • ナツロウバイ 化学構造式1
  • ナツロウバイ 化学構造式2
  • ナツロウバイ 化学構造式3
産地と分布

中国東部原産で,陰湿な産地の草むらや渓流近くの林内に生える.

植物解説

落葉低木.樹高1~3 m,株立ちする.葉は対生,葉身は楕円形,長さ15~20 cm,幅8~10 cm,葉縁には低い鋸歯がある.葉柄は長さ8~1.2 cm.花は赤味を帯びた白色,外側の花弁は大きく,内側の花弁は小さい.果実は楕円形の偽果で,長さ3~4 cm.

薬効と用途

中国では胃気痛(みぞおち辺りに生じる疼痛,飲食の不摂生やストレスで発症する)に本種の花もしくは根,ハクチョウゲの根,トキワマンサクの根,シマバライチゴの根,キンミズヒキの全草と煎じ,黒砂糖を入れて服用するという療法がある.葉はカゼ,咳,呼気性喘鳴などに用いる.
日本でも観賞用に栽培される.

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