イネ科
Poaceae
ススキ
Miscanthus sinensis Andersson

- 英名
- eulalia grass, Chinese silver grass, elephant grass
- 中国名
- 芒
- 花期
- 8~10月
- 生薬名
- No Information
- 薬用部位
根茎,根,花穂
- 成分
No Information
- 産地と分布
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北海道~沖縄,および南千島,朝鮮,中国に分布し,平地から山地までの陽地に普通に生える.
- 植物解説
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多年草.草丈1~2 m.葉身は線形,縁がざらつく.花序は長さ20~30 cm,多数の細長い総(花の集まりがさらに集まっているもの)を一方に傾けた散房花序を作る.小穂は長さ5~7 mm,汚黄色を帯び,尖る.
- 薬効と用途
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根茎はカゼの解熱に用いる.熊本県上益城郡山都町の旧矢部町では,根を月経不順に煎じて飲むという療法がある.また,天草市の旧本渡市では,子供の寝小便には穂を灰汁に2~3日入れて取り出して干し,飲用するという療法がある.
秋の七草の一つで,尾花と詠まれている.かつては茅葺き屋根の材料にしたり,牛馬のエサになったりと生活に密着した植物であった.現在は利用されることが無くなった上,シカの忌避植物であるため増えている.阿蘇の草原を代表する植物であるが,野焼き管理だけの草原だと本種が優占する.そのため背が低い植物が生育できなくなり,植物の多様性が著しく低下する.
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