熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

セリ科
Apiaceae
オヤブジラミ
Torilis scabra (Thunb.) DC.
オヤブジラミ
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  • オヤブジラミ
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英名
rough hedgeparsley
中国名
紫花竊衣,竊衣
花期
4~5月
生薬名
和蛇床子(ワジャショウシ)
薬用部位

成熟果実

成分

セスキテルペン Compound IV→(1S, 6S, 7S, 10S)-1-10-diacetoxy-6,7-epoxyhumul-2(Z)-ene, Compound I→ (1S, 6S, 7S)-1-acetoxy-6,7-epoxyhumul-2(Z)-ene, Compound II→(1S, 6S, 7S)-6,7-epoxyhumul-2(Z)-en-1-ol

産地と分布

本州~沖縄,および台湾,朝鮮,中国に分布する.

植物解説

ヤブジラミになるが,葉は3回3出複葉をなし,細裂し,葉はより薄い.花はヤブジラミより早く咲く.小散形花序あたりの花は少なく,2~4個,花柄がヤブジラミより長い.

薬効と用途

収斂性消炎薬として,女性陰部の痒み,腫れなどに利用する.5~10 gにミョウバン2~4 gを加え,水150 mlで煎じ,冷まして患部を洗浄する.強壮には煎液を服用する.
生薬の蛇床子は中国原産のオカゼリ(Cnidium monnieri)であるが,日本では本種とヤブジラミ(T. japonica)が代用にされたが,現在は流通していないようである.

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