アケビ科
Lardizabalaceae
ゴヨウアケビ
Akebia x pentaphylla (Makino) Makino

- 英名
- No Information
- 中国名
- 五叶木通
- 花期
- 4月
- 生薬名
- 木通(モクツウ)【局】
- 薬用部位
- つる性の茎
- 成分
- No Information
- 産地と分布
- 本州,四国,九州に分布し,山野に生える.
- 植物解説
- アケビとミツバアケビの雑種と考えられている.小葉は普通5枚,ときに3枚,形はミツバアケビに似ていて少数の波状鋸歯がある.花もミツバアケビに近いが,普通色は淡い.
- 薬効と用途
- つる性の茎は消炎,利尿,清熱,通経作用などがあり,膀胱炎,排尿障害,浮腫,尿道炎,月経不順などに用いる.漢方処方では竜胆瀉肝湯,五淋散,通導散などに配合される.日本薬局方では生薬の木通の基原植物は,アケビとミツバアケビに基原するものと示されていたが,令和4年12月に告示された第十八改正日本薬局方第一追補で両者の種間雑種,すなわちゴヨウアケビも基原に含まれるようになった.
参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。