キキョウ科
Campanulaceae
ヒカゲツルニンジン
Codonopsis pilosula (Franch.) Nannf.
- 別名
- マンサン,ヤマツルニンジン

- 英名
- Dangshen
- 中国名
- 党参
- 花期
- 夏~秋
- 生薬名
- 党参(トウジン)【局】
- 薬用部位
根
- 成分
ネオリグナン配糖体(tangshenoside類),ステロイド(taraxasterol),フラボノイド(apigenin, luteolin, cynaroside)
- 産地と分布
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中国に分布し,山地の低木林や林縁に生える.
- 植物解説
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つる性の多年草.根は肥大し肉質,紡錘状円柱形.枝は分枝が多い.葉は互生と対生があり,葉片は卵形,先端はやや尖る.花は枝端に単生し,花冠は黄緑色で先端が5裂し,内面に淡青紫色の斑点がある.蒴果は円錐形で,種子は多数.
- 薬効と用途
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鎮咳,強壮,健胃作用がある.一般用漢方処方に配合されるものはないが,天王補心丹,独活寄生湯などの処方に配合される.
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