ショウガ科
Zingiberaceae
ハナショウガ
Zingiber zerumbet (L.) Roscoe ex Sm.
- 別名
- ニガショウガ，シャンプージンジャー
- 英名
- bitter ginger, shampoo ginger, pinecone ginger
- 中国名
- 紅球薑，薑花
- 花期
- 秋
- 生薬名
- 紅球薑（コウキュウキョウ）
- 薬用部位
根茎
- 成分
セスキテルペン（zerumbone, α-humulene, (-)-caryophyllene）
- 化学構造式
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- 産地と分布
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インド，マレー半島の原産．
- 植物解説
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多年草．草丈60～100 cm．葉は長さ15～35 cm，幅5～8 cm，披針形から長楕円状披針形，無毛または下面は長い柔毛がまばらに生える．根茎から花茎を出し，先端に穂状花序を付ける．花序は長さ5～10 cm，先端は鈍頭．苞は円形に近く，覆瓦状に配列し，長さ2～3.5 cm，はじめは淡緑色でのちに赤色に変わる．花冠は淡黄色．さく果は楕円形．
- 薬効と用途
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解毒，鎮痛作用があり，黄疸性肝炎，心窩部疼痛，腹痛，打撲や内出血に用いる．中国で薬用にされる．根茎はショウガと似ているが，精油成分が全く異なるため非常に苦い．一方で，アジアの郷土料理に使用されるとの記録がある．観賞用に栽培される．
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