イネ科
Poaceae
カンチク
Chimonobambusa marmorea (Mitford) Makino
- 別名
- ゴゼダケ,モウソウチク

- 英名
- marbled bamboo
- 中国名
- 寒竹
- 花期
- 晩春~夏
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
- 原産地は不明だが,日本特産とされる.
- 植物解説
- 高さ3~5 m,径1.5~3 cm,密集して発生する.枝は各節から3~5本出る.節間は赤褐色を呈し,光沢がある.稈鞘は紫褐色で白色水玉模様状の斑点が出て美しい.葉は無毛,長さ6~12 cm,幅2 cmほど.たけのこは秋に発生する.稈鞘が宿存し,ササ類として取り扱われることがあるが,分子系統解析からタケ類の一員とされた.
- 薬効と用途
- 稈(茎)が濃紫色で美しく,家具やインテリアの材料とされるほか,庭園樹,生垣に利用される.たけのこは秋に発生し,美味である.栽培品種がいくつか存在する.
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