ゴマノハグサ科
Scrophulariaceae
トウフジウツギ
Buddleja lindleyana Fortune
- 別名
- リュウキュウフジウツギ,シマフジウツギ

- 英名
- weeping butterfly bush, Lindley butterfly bush
- 中国名
- 醉魚草
- 花期
- 夏~秋
- 生薬名
- 酔魚草(スイギョソウ)
- 薬用部位
全草
- 産地と分布
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中国原産で,沖縄県では野生化している.
- 植物解説
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落葉低木.樹高1~1.5 m.茎は4稜ある.葉は対生するが上部では互生することもある.葉身は長楕円形で鋭尖頭,長さ5~10 cm,幅1.5~3.5 cm,普通全縁だが時に数個の歯牙がある.枝先に穂状の円錐花序を伸ばし,多数の花を付ける.蒴果は楕円形で先は短く尖る.
- 薬効と用途
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リウマチ性関節炎,回虫症,鉤虫症,打撲,流行性耳下腺炎,カゼなどに用いる.中国で薬用にされるが,有毒であり服用は控えた方がよい.ヒトが誤食した場合,嘔吐,腹痛,呼吸困難,四肢の麻痺などを起こす.
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