イネ科
Poaceae
シホウチク
Chimonobambusa quadrangularis (Franceschi) Makino
- 別名
- シカクダケ

- 英名
- square bamboo
- 中国名
- 方竹
- 花期
- 不明
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
- 中国,台湾が原産で,日本では関東地方以西で栽培される.
- 植物解説
- 稈(茎)の高さ4~5(~7)m,径3~4 cm,断面は四角形となる.根茎は横に這う.稈の中部から下の節にはトゲのような気根を生じる.稈鞘(竹の皮)は情報に早落性の軟毛を散生し,紫色で格子状の細かい斑点がある.葉鞘は無毛.葉は長さ14~20 cm,幅2 cmほど,裏面にはじめ細毛が密生するが,その後無毛となる.枝葉は規則正しく積み重なるように出る.
- 薬効と用途
- 冬でも葉が美しいため庭園樹や生垣として植栽される.また,節から出る気根(トゲ)を魔除けと見立て,神社や寺に植えられることがある.たけのこは秋に発生する.食用に適しており,高知県などで栽培される.
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