熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

クマツヅラ科
Verbenaceae
スイートハーブメキシカン
Lippia dulcis Trevir.
別名
アマミコウスイボク
スイートハーブメキシカン
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  • スイートハーブメキシカン
  • スイートハーブメキシカン
英名
Aztec sweet herb, bushy lippia, honeyherb, hierba dulce
中国名
甜舌草
花期
生薬名
No Information
薬用部位

全草

成分

セスキテルペン(hernandulcin, α-bisabolol)

化学構造式

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  • スイートハーブメキシカン 化学構造式1
  • スイートハーブメキシカン 化学構造式2
  • スイートハーブメキシカン 化学構造式3
産地と分布

中米から南米北部に分布する.

植物解説

多年草.茎は地上を這い,節から根を出して茂る.葉は長さ5 cmほど,倒卵形,長さ1.5 cmほどの柄がある.葉腋から直立して長さ5 cmの花柄の先に穂状花序を付け,白色の小さな花を多数付ける.

薬効と用途

原産地ではマテ茶の甘味料として利用されるほか,気管支疾患,特に百日咳などの治療に利用される.葉と花には甘味と芳香があり,ハーブティーの甘味付けに利用される.

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